新築やリフォームで屋根材を選ぶのは楽しいことです。気に入った屋根を見つけてもらえるよう、たくさんの屋根瓦、屋根材をご用意しております。ここでは、その中の代表的なものをご紹介しています。
どんな屋根材があるの？
皆さんが一般的にイメージする屋根材といえば、やはり瓦ですが、瓦以外にも鋼板を使った屋根材など、多種多様なものがあります。 それぞれが異なった特長があり、和風から洋風、伝統的なものからモダンでスタイリッシュなものまで、さまざまなタイプがあります。
瓦屋根
J形・陶器瓦
皆さんがすぐにイメージできる日本瓦が「J形・和形」になります。日本人にとって一番馴染み深い瓦の形ではないでしょうか。 日本の伝統的な街並みに似合います。
J形・燻（いぶし)瓦
同じJ形の瓦でも、風合いの異なるものがあります。 その中でも燻し瓦は落ち着いた独特の風合いで, いぶし銀
F形
「J形・和形」の曲面をフラット・平面にしたものが「F形・平形」です。和風の中にもシックでスッキリとした印象で、どことなく洋風の雰囲気も感じられます。
S形・スパニッシュ瓦
S形のSはスパニッシュを意味し、大きく波打った形の瓦です。スパニッシュとは、スペインのことを指し、その名前通り洋風住宅にマッチし、波が斜めに入っているのが印象的です。
フランス瓦
本国フランスからの輸入瓦です。ヨーロッパの美しい街並みを守り続けた 個性的な風格。可愛らしい おとぎの国にようこそ!
瓦以外の屋根材
化粧スレート
化粧スレートとは、セメントと合成繊維を混ぜ合わせ、厚さ約4.5mmに成型し、表面に塗装をした屋根材のことです。 粘土瓦より耐久性は劣りますが、色も豊富でシンプルかつ軽く見えるデザインです。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55％、亜鉛43.4％、シリコン1.6％のアルミ亜鉛合金メッキ鋼板のことです。アルミニウムの耐食性と、亜鉛の犠牲防食機能で、トタン板より4倍～6倍もサビにくいのが特徴的です。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、粘土瓦に比べ約5分の1の重さで、軽量のため家への重量負担を軽減でき、色あせがしにくく、金属屋根のように雨音がしません。
天然スレート
５億年の年月を経た、天然石材です。有名なものとしては新しくなった東京駅の屋根にも使われています。
屋根材はみためだけではなく、性能面でも違いがあります
屋根材は見た目もそうですが、やはり性能面でもしっかり考えておく必要があります。 例えば鋼板の屋根材などは軽くてスタイリッシュに見える素材ですが、雨音などの防音性がやや瓦に劣るというデメリットもあります。 逆に、瓦はその面ではしっかりしていますが、きちんと施工しないと暴風などでずれ、雨漏りの可能性があるなど、気をつけないといけない部分もあります。 以下、簡単に特徴をまとめましたので、ご相談の際の参考になさってください。
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