施工へのこだわり

家にとって、屋根は基礎と同じくらい非常に大切な部分です。しかし、両方ともお客様にとっては見えずらく、どんな部材を使ってどんな工法で工事がなされているのか確認しづらい箇所でもあります。

手抜き工事や不適部材による工事がなされていた場合、施工後すぐではなく、数ヶ月、
数年たってから症状が出ることが多く、屋根以外の場所も傷んでからの発見となる事
がほとんどです。

屋根のプロとして 1926年の設立以来、瓦の製造販売から施工までを行ってきました。この専門体制で、大型施設と同じ安全性能と、伝統建築のような繊細な美しさ、そして長期にわたる「安心」にこだわっております。

 

ガイドライン工法について

高品質な瓦と優れた施工方法。この二つが揃ってはじめて、安心・快適な瓦屋根ができあがります。

「瓦は重くて地震や雨風に弱い」などと言っていたずらに不安を煽り、自分たちの利益率の高い屋根材に誘導しようとする業者もいますが、倒壊したり暴風で瓦が吹き飛ばされる原因は瓦屋根の重さによるものでなく、「柱や壁の耐力不足」や「不十分な施工」にあることがわかっています。

建築基準法では、屋根の種類によって躯体の強度を決めることになっています。屋根にあわせて柱の太さや壁の量を決めるのがルールです。 屋根の重さに見合った躯体の強さのあることが重要で、「屋根を軽くすれば耐震性能が向上する」というものではありません。

瓦工事業者の事業者連盟である「全瓦連」にて耐震実験を実施し、阪神・淡路大震災や発生が危惧される東海大地震クラスの揺れにも耐えることが証明されました。

実際、東日本大震災においても、弊社が施工した屋根の多くは大きな損壊を免れており、その実績がすべてを証明しています。

詳しくは、全日本瓦工事業連盟のこちらのページをご覧ください。

瓦屋根標準設計・施工ガイドライン|屋根工事と瓦のプロ集団【全日本瓦工事業連盟】

 

事業者認定を積極的に取得。技術向上につとめています。

瓦工事業者をまとめる「一般社団法人 全日本瓦工事業連盟(全瓦連)」は、お客様のニーズや建築構造様式の多様化に合わせ、瓦工事の技術革新や先端技術の知識、 施工管理、安全教育の能力を有する資格者としての瓦屋根工事技士資格認定制度や 瓦屋根診断技士制度などを設けています。

弊社でも、これらの資格を積極的に取得し、屋根工事の総合的な技術向上に努めています。

【認定店】、【工技士】、【診断士】※1の認定を受けており、
安全・安心・信頼できる業者だと自負しております。

【認定店】 「瓦屋根標準設計・施工ガイドラン」の要求事項に適合する施工を行うため、講習会において良質な瓦屋根の提供に資する知識および施工技術の研修課程を修了した工法管理責任者が在籍している工事店 。

【工技士】「瓦屋根工事技士」資格取得者が在籍している店

【診断士】「瓦屋根診断技士」資格取得者が在籍している店

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